このところ いつも書き出しは、時間の経つのがはやいわ~的な事ばかり・・・
性格からか常に慌ただしい私なのですが、皆様 今年もどうぞ宜しくお願いします。
新年は、干支に因んだものでスタートしたいと思います。
やはり今年も父のてっせん彫「福午」です。
父は今年の夏 83歳になります。父が83歳だなんて信じられません。
私の中では父はずっと50代くらいで、車に絵と彫刻を積んで 日本中を忙しく展覧会してまわっていた その頃のまま・・・です。
80歳を過ぎてもとても元気ですが、てっせん彫は想像以上に筋力がいる作業らしくて、最近は少し削ってもすぐに腕が痛くなるので、新たに作ることはしていません。お正月は、いえ お正月も? テレビを見て大好物のお餅を食べてゴロゴロしてるかな?このごろかなり太り気味です。
さて次は、上総の芝原人形(しばら人形)
江戸時代に京都・伏見稲荷周辺でつくられはじめた土人形が全国に広まったそうで、この芝原人形もその一つだそうです。でも近頃はどこの土人形も後継者がいなくて、無くなりつつあるらしいです。
実家の近くの出雲人形を作ってられるおばあちゃんも同じようなことを言ってらっしゃいました。
素朴でいいなぁ・・・と思います。なくならないで欲しいなぁ。
最後は私が作った(正確には私は簡単なところだけ、後は先生作)の古帛紗です。
お裂地は「馬蹄つなぎ 八宝相天馬紋 紹巴 緞子」
長い名前だけど万国的に幸福をもたらすといわれている馬蹄の中に8つの宝物と天を駆ける馬がデザインされてる と~~~ってもおめでたい柄です。
お馬さんのように元気に駆ける一年にしたいと気持ちは前向きです。
# by gallery-izumi | 2014-01-06 14:28 | いろいろ