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手紡の木綿布

お店をしていた時には考えられなかったのですが、時間に少しは余裕がある今、私の背には羽がはえてるみたいです。甲府まで「手紬の布」の展覧会を観る為、プチ旅行に出かけました。

「かいじ」に乗って甲府駅に降り立ったら、駅の傍にはまずこれが・・・・
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武田信玄像で~す。

時間はすでに1時、という訳でまずお昼ごはん。
甲府名物で一番目立っていたのは、甲州地鶏のもつ煮です。でも私はもつ系はちょっと苦手なので、二番目に目についた ほうとう屋さんに入りました。
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いろいろな種類がありましたが、きのこほうとうと迷って結局かぼちゃほうとうを注文しました。
でっかいかぼちゃがゴロゴロ入っています。そのうえ牛蒡や白菜、じゃがいも人参さといも・・・かみごたえのある太い麺。お腹いっぱい大満足になりました。 

腹ごしらえも出来て、いざ展覧会場へ。
木綿のストール
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ティーマット
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布をつくられたのはウンカムさんというラオスの方と ウンカムさんの村の方々です。
綿の種を植え、育て、綿を紡いで糸を作り、天然染料で染め、織られた物です。
たったの一行で書きましたが、どれだ大変な手作業でしょう。想像もつかないくらいです。
甲府在住のUさんがラオスに出掛けられてウンカムさんと協力され、この展覧会が実現しました。


手触りは糸が太めなのでちょっとゴワッとしていますが、水を通し使っているうちにふわふわになります。
会場には8年間つかってるというシーツにも、肌掛けにもつかえそうな大きな二重の生地が見本としいてありました。もう数えきれないほど洗濯したというその生地の肌触りのいいこと・・・・・
私も迷わず同じ生地を求めました。
お手軽な作品としては¥350のハンカチ。染めたものもいいですが、きなりに惹かれました。
ストールもずいぶん数が減ってしまったそうですが、¥3000から。 木綿のストールは使う季節が長くてうれしいですね。


テレビ局が取材にいらして大盛況だというこの展覧会は11日まで
甲府駅より徒歩10分くらいの「アートスペースあやとり」で開催されています。
あやとりさんへの道順は甲府駅を出たところにある観光案内所できけば教えてくださいます。地図もいただけますよ。(あやとりさんはHPないのです・・・)
時間は11時から17時まで、ほうとうとセットでいかがですか?

by gallery-izumi | 2011-09-08 15:51 | テキスタイル