初釜

初釜に行って来ました。

お茶室の床の間には、掛け軸と青柳 そして今ではあまり見られなくなったという蓬莱飾りも飾られてありました。
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こちらがその蓬莱飾りです。
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蓬莱飾りって何?   調べてみると・・・
 
新年の祝儀として床に飾ったり年始の客に出したりする飾り物。三方の上に、白米・熨斗鮑(のしあわび)・伊勢海老・勝栗・昆布・野老(ところ)・馬尾藻(ほんだわら)・橙(だいだい)などを盛り付け、蓬莱 になぞらえたもの。これらを食べると寿命が延びるとされ、一種の取り肴として行われたが、実際に食べないものが多くなり飾り物となった。蓬莱。宝莱。江戸では「食い積み」といった。(大辞林)

大辞林には、「実際に食べないものが多くなり飾り物となった。」と書いてありますが、この写真に写したものは全部食べられる本物の昆布や梅や橙や干し柿や伊勢海老などで出来ています。先生が作って飾って下さいました。
こんな飾りまである初釜に参加できるなんて、私は幸せな生徒です。
「今年も頑張ってお稽古に励まなくては」と心が引き締まる思いでした。

ところで、ふと疑問が湧いてきました。
昔は、初釜だからと言うわけでなく、たとえば門松を飾るのと同じような感覚で蓬莱飾りも飾られていたのでしょうか?
飾るのが大変だから、少なくなってきたのでしょうか?
こういう風習がなくなっていくのは寂しいことです。

と思う一方で、昨年末 祖母のお葬式をした時に 田舎の伝統的なお葬式の手順や、なんのためにするのかさえ理解できないような風習に疲れてしまった事を思い出しました。
弟は「なんでこんなことせなあかんねん!」と腹を立てていましたが「田舎でご近所と波風たてず生きていくためにはしょうがないやろ~」と家族になだめられてシブシブやってます。
(まだまだめんどうな法事は続くので過去形に出来ない。)
こちらの風習はなくなればいいのに・・・と正直思ってしまいました。


伝統って何なのかなぁ・・・。あああ難し。





 
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by gallery-izumi | 2012-01-18 23:14 | お茶