谷由起子さんの布

吉祥寺のOUTBOUNDに行って来ました。

「H.P.E. 谷由起子の仕事/ラオス少数民族との布づくり」 という展覧会を拝見し そして一年に一度谷さんの笑顔に会う為です。
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お元気そうで笑顔がほんとうに素敵な谷さん。
羽織られているのは、新しくチャレンジされている絞りのスカーフ。まるで星のように見える柄が魅力的でした。

まずOUTBOUND の小林さん撮影の「藍染のために使う石灰づくり」のテープを拝見しました。

山中にある巨大な石灰岩をまず砕くところからテープは始まります。とても硬い岩のようで 兎に角ガンガンガンと・・・特殊な機具もなく工事現場などにころがっていそうな鉄の棒でひたすら・・・

砕かれた岩の小さいものは、女性やお年寄り「子供?」と思うような華奢な体つきの人達で、大きな塊は男性が木の皮で即席でつくった紐をかけ 天秤で二人がかりで運ばれていきます。

それから その石は崖の斜面を利用してつくられた窯につめ込まれ(ここまでで既に辺りは真っ暗)30時間 ためておいた薪で焼かれるのです。
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この写真は窯に火をくべている様子で、今回のDMにも使われています。

気の遠くなるような過程を経てつくられた石灰は均等に分配されるそうです。
町では安く石灰が売られてるそうですが、この石灰で染められた藍染は色が格別にいいらしく、村人達はこだわって 過酷な作業を続けているとのことでした。

さて、谷さんと「HPEの布で作った着物を着ていく」と約束していた私。
秋らしい色のを持っていてよかった。
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着物は力のある紬 帯ももちろん谷さんの布で、表と裏の両方使えるように作ってもらった「昼夜帯」です。
私の拙い写真では 布の魅力を充分に撮影できてなくて残念。

会場いくまでに「素敵なお着物ですね」って知らない方から声をかけられたんですよ!!
うれしい!!
力のある布のお陰ですね。

多くの人に谷さんの魅力ある布を見て欲しい!!この素晴らしい布が地上から無くならないように・・・


OUTBOUNDでの谷さんの展覧会は11月111日まで(5日はお休み)です。
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by gallery-izumi | 2013-11-01 11:38 | テキスタイル