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お正月準備 その2

12月のお仕覆教室では、皆で来年の干支の古ふくさを作りました。
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この古ふくさのお裂地は、永井百合子先生がデザインされて龍村にオーダーして織って貰ったものです。

裂地の名前は「重ね石畳 双頭の蛇 紹巴織」です。長くて難しいですね・・・
拝見の時に尋ねられたら、すらすら答える自信ナシだわ。

先生の解説文は・・・・

大英博物館の展示品の中から、この図案を見つけ、文様を組み立てて完成しました。
アステカ文明は、マヤ・トルテカを継承し、様々な工芸品を残しました。
メキシコは、かつてメシカ・メヒコと呼ばれた語源もあり、トルコ石でちりばめられているこの「双頭の蛇」のモチーフは、美しい装飾品であり、神として崇拝されたことでしょう。


となっています。

なるほど・・・かんた~んに言えば、昔の南米の模様なのか。フム。
トルコ石でちりばめられているということは、冠とか何かに描かれていたまたは彫られていた模様ってことかな。神として崇拝・・・ってことは祭祀の時使う物だったかもしれない。

まっ、とに角、その南米の模様が 大英博物館にあって、それをご覧になった21世紀の日本人の永井先生が、茶の湯の古ふくさの為にデザインにおこされて 京都の有名な織元 龍村が織って、巳年の来年一年間 私達が持つことになった。

あ~なんか廻って巡って繋がってるね~~。
アステカ文明の人達、知ったらびっくりするやろな~。
と 馬鹿なことを言ってる間にも 2012年は暮れていくのであった。

来年はよい年になりますように・・・・
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by gallery-izumi | 2012-12-23 18:38 | テキスタイル

お正月準備 その1

来年は巳年。

先日 うかがった張り子人形の花山河(はなさんが)さんの展覧会では、かわいい蛇ちゃんがいっぱいいました。
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花山河さんといえば、12年前の巳年にも一つ作品をいただいていました。
それがこちらです。壁にかけられるタイプです。
こちらも可愛い~。
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銀座の展覧会は終了していますが、年明けには 杉並区久我山のギャラリーで展覧会をされます。
干支のほかにも雛人形などが出るはず・・・今回見逃された方 是非!!

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春よ来い!福よ来い!
花山河 張り子展

1月15日(火)~19(土)
12時~19時まで
日本古来の伝統張り子をモダンに楽しく演出。


gallery藍 
杉並区久我山4-50-1

HPもあるみたい galleryai.com です。 
相変わらずリンクできてない・・・
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by gallery-izumi | 2012-12-22 18:40 | 人形

谷さんの着物

谷 由起子さんの布で作った帯が出来てきました。

表面と裏面 リバーシブルで結べる帯です。 こういうのを昼夜帯と言うそうですよ。
昼夜帯 いい呼び方やな~。リバーシブルなんて言い方は、これには合わないわ。
ま、それはともかく・・・
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画像では伝えきれない微妙な色。薄紫や水色の横糸と焦げ茶色の縦糸がうまく交じり合っています。
手紡ぎの糸ですから、ところどころにあるフシもいい味。
そして何より 決してピカピカでない輝きがあります。「力のあるシルク」だな~と心底 思います。

その帯を谷さんと初めて出会ったときに一目ぼれして作った着物に合わせて お出かけしました。
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帯揚げと帯締めは 紫系を選びました。帯の中に織り込まれている一色です。
うまくあってますか?

今度は帯のもう一方の白系のほうでコーディネイトに挑戦したいです。
楽しみ!
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by gallery-izumi | 2012-12-19 11:25 | テキスタイル

終に・・・iPhone購入

終に終に・・・・きっと使いこなせないからとためらっていたけどiPhoneを買った。

とりあえず驚いてるのはカメラ機能。画像が今までのとは比べ物にならにほど綺麗だ。
何でもかんでも撮りたくなっちゃうよ。

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実家の猫のポンチャン
お昼寝中
ポンチャンは、最近 萬理の色絵のモデルとして活躍中・・・?らしい。




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20年くらい前に京都のマロニエというギャラリーで衝動買いした酒盃。
誰の作か意識せず購入したけど 最近 川口淳さんという方の作品だと判明した。
クリスマスにもぴったり。だと思いませんか?

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吉祥寺 3D-238 というお店のウインドウ。
オーナーが豚さん好きで、店内豚さんだらけ。
でも豚さんを売ってるわけじゃないよ。着物から洋服を作るお店です。
私もファンの一人。HPもあるし・・相変わらずリンクできないから検索お願いします。
兎に角、不思議で面白いお店だから。覗いてみてね。
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by gallery-izumi | 2012-12-16 17:05 | いろいろ

夜噺の茶事

もうすぐ12月が半分過ぎてしまいます。あせる~。
8日に京都で高校時代の同窓会があり、その後 祖母の一周忌もあって実家に帰っていました。
  ↑   ↑   ↑
いきなり~。なかなか更新しなかった言い訳 

さてこんなドタバタ生活の私ですが、先日 「夜噺の茶事」に行って参りました。
もちろんこの時だけは粛々と。。。

待合では香煎の代わりに 生姜がきいた甘酒が出されました。
まったりと口中に甘さが・・・外待合へ進むと
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たばこ盆と並んで、ほんのりとした暖かさの手あぶり。
足元には灯りと、暖をとるためすり鉢に炭火が入れられて置かれていました。
亭主のお心くばり嬉しいです。





行灯の灯りを頼りに席中にはいると

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これはなんと言う道具でしょうか。
油に紐状のものが垂らされていて、ゆらゆらとした灯りが灯っています。
  ↓
 
この道具の名前 判明しました。 下を見てね。











この後は写真を撮るのは忘れて茶事を楽しみました。(ブロガー失格すみません)


ご挨拶の後 まず前茶を頂きました。(前茶とは茶事のお決まりの点前が始まる前に頂く薄茶です。濃茶のように皆で回します。)
先ほどの甘酒の後 外待合で少し時間がありましたし、甘い口中と冷えた体にしみていくような嬉しい前茶です。

その後は炭点前→懐石→主菓子→中立ち→濃茶→続き薄茶→お炭を整えて→夜噺→退席
という段取りでした。

すべて 蝋燭の灯りの中で行われましたので、久しぶりに「目を凝らし」ました。
はじめは暗くて何も見えないのですが、少しずつ暗さに慣れてきた目で一生懸命に見ようとすると、不思議なことに見えてくるのです。
「目を凝らす」という動作 忘れかけていました。

和蝋燭の炎の美しさも格別のご馳走でした。
「炎」もまた 現代ではなかなか見なくなったものですよね。
お風呂はガスや電気で沸くし、料理もIHが増えてきてるし・・・
落ち葉を集めて焚き火なんてしようものなら逮捕される?かも? ですからね。

そういう意味でも、炭で沸かしたお湯でお茶をいただいたり、和蝋燭の炎で目を凝らして物を見たり、火鉢で暖をとったり、贅沢な時間を過ごさせて頂けました。
ご亭主様に感謝です。

また機会があったら楽しみたい 夜噺の茶事でした。


追記
なんという道具か知らなかった 灯りを灯す道具 短檠(たんけい)というそうです。
私は夜噺の茶事以外で短檠を見たことがありません。なくなってしまう いや既になくなってしまった道具でしょうか。
せめてお茶の世界だけででも受け継がれていって欲しいものの一つです。

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by gallery-izumi | 2012-12-13 16:20 | お茶